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鍼灸治療や美容鍼後の内出血の効果と対処法を鍼灸師が解説

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鍼灸治療や美容鍼を受けた後に内出血ができたんですが、これって大丈夫ですか?

井本/鍼灸師

鍼灸治療で起こった内出血は心配ありません。内出血は体の修復過程において、新しい細胞やコラーゲンを作る効果などがあり、ネガティブなものではありません。目立つところに内出血ができた時の対処法など詳しく解説していきますね。

筆者プロフィール
 鍼灸師
 井本 さやか(いもと さやか)

若い人たちにも鍼灸の良さを知って欲しく活動中
高校卒業後、すぐに鍼灸の学校へ。高校生時代、陸上競技でケガをした際に、魔法のような鍼灸治療を受けて感動し鍼灸師を志す。資格取得後、Livingに就職。自身の肌トラブルのためにも美容面の勉強しながらニュースレターなどで情報発信中


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内出血ができた時の対処法

井本/鍼灸師

もし鍼灸や美容鍼内出血が目立つ場所にできて気になる場合は、以下の対処法があります。

STEP

内出血のところを冷やす

内出血ができた直後は保冷剤をハンカチで包んで、こまめに当てたり離したりしてください。
低温やけどに注意してください。

STEP

翌日から温める

翌日からは、水で濡らしたタオルやハンカチを温めて、内出血部位に軽く当ててみてください。

冷やしたり温めたりするんですね。内出血するとどんな変化がありますか?

鍼灸治療後の内出血(アザ)の変化

内出血は、鍼灸治療後に身体や顔に生じる可能性があります。

直後には現れないこともあり、数時間後から翌日にかけて現れることもあります。

内出血は修復の過程においてコラーゲンや細胞を新しく生み出す役割を果たすため、ポジティブな面もあります。

内出血しやすい箇所や血の滞りが強い箇所では濃く現れることもありますが、薄い内出血であれば1〜2週間で自然に消失します。

鍼灸治療、美容鍼後の内出血の効果

井本/鍼灸師

内出血が起こると、肌に様々な変化が現れます。表をご覧ください。

第一期炎症期4〜5日免疫細胞活性化
コラーゲンの素になる
細胞が集結など
第二期増殖期2〜3日第一期で集まった細胞で
コラーゲン生成
第三期安定期2〜3週間コラーゲンが太くなる

このように美容鍼をして2〜3日後くらいから徐々に効果を実感するのは、第二期から第三期の変化が影響しています。

ですので、シワのあるところに内出血ができると変化しやすいです!

ちなみにシミのある部分は血の滞りがある場所なので内出血が起こりやすいです。

井本/鍼灸師

最近はニキビ跡の相談をいただくことが多いですが、ニキビ跡も滞りの症状なので鍼をすると出血しますが、段々と薄くなってきます。

へぇ〜!シミやシワも変化するのは嬉しい!内出血は良いものなんですね!でも、内出血がある時は美容鍼や鍼灸治療は受けれないですよね?

参考:ニキビ痕や手術痕を薄くしたい

内出血がある時の鍼灸治療は

井本/鍼灸師

内出血がある状態でも鍼灸治療を受けることは問題ありません。内出血ができやすい方は胃腸の働きが低下している可能性があります。また、たるみにも胃腸系は関わってくるので、ぜひ美容鍼・鍼灸治療を受けてください。

胃腸の働きと内出血の関係があるんですね。たるみにも影響するとは…内出血しやすい人は他に特徴ってどんなものがありますか?

内出血しやすい人の特徴

内出血ができやすい人は、体質的に胃腸の働きが低下している可能性があります。

胃腸系の働きは血の滞りを防ぐ作用も持っており、その働きが低下すると内出血がしやすくなります。

瘀血(おけつ)の特徴

  • 肩こりや夜に痛みが増すことがある。
  • シミやそばかすができやすい。
  • 生理の際に血塊が出やすい。

脾虚(ひきょ)の特徴

  • 甘いものを好む傾向がある。
  • 便秘や下痢がしやすい。
  • 顔や肌が黄色っぽくなることがある。
  • 皮膚に力がないと感じる。

むくみの特徴

  • 靴下の跡が残りやすい。
  • 目やにや痰がよく出る。
  • おりものが多い。
  • 天気が悪いと体調が優れない。

これらの特徴は胃腸の働きと関連しています。

胃腸系の働きが正常だと内出血はしにくくなります。しかし、暴飲暴食やストレスなどによって胃腸の働きが低下すると、内出血しやすくなります。

暴飲暴食、気をつけます…

内出血しやすい場所

皮膚の薄い部位やふくらはぎ周辺は内出血が起こりやすいです。

特に顔は内出血の起こりやすい場所です。

目の周りやアゴ周辺などは起こりやすいです。美容鍼を受ける時は、スケジュール(写真撮影を控えているなど)に注意してください。

内出血はなぜ降りてくるのか

内出血はなぜ数日後に出てくるのですか?

井本/鍼灸師

内出血のピークは通常直後ではなく数日後に現れるのは、捻挫や骨折等の怪我でも同じで、筋肉内に留まっていた血が重力によって下がってきた時に表面化するからです。

吸い玉も同じ内出血ですか?

吸い玉の痕も内出血

施術の最初に行う吸い玉の痕も内出血の一種です。

血の滞りが強い人ほど内出血が濃く、時間が経つにつれて痕も薄くなります。吸い玉や鍼灸治療を続けることで、皮膚が改善するケースもあります。

美容鍼後に目の周りに内出血が

以前、美容鍼を受けた方で、目の近くに殴られたような内出血ができた方がいましたが、だんだん下に降りて、ちゃんと消えました。

これまで内出血ができて、消えなかった方は一人もいませんので、安心して美容鍼・鍼灸治療を受けてくださいね。

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