舌の位置が二重アゴに影響?正しい位置に改善するトレーニングを紹介

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普段何気なく使っている舌ですが、実は姿勢や顔のラインを左右する重要な役割を担っていることをご存知ですか? 舌のちょっとした位置の違いが、口元のたるみや二重アゴの原因になっていることも。

この記事では、舌の正しい位置と、それがなぜ二重アゴに繋がるのかを分かりやすく解説。「二重アゴを何とかしたい!」「顔のラインをすっきりさせたい!」という方は、ぜひ読み進めてみてください。

あなたの顔の悩みを解決するヒントがきっと見つかるはずです。

筆者プロフィール
 鍼灸師・柔道整復師
 中野 妥昭(なかの やすあき)

柔道整復師取得後、整形外科に勤務。整骨院開業後は国民体育大会(競泳競技)にトレーナー帯同。自身も競泳で腰や膝を痛めて、リハビリに通院していたことから治療院に興味を持つ。未だに左膝は悪く、自分の体で実験をしながら、良いものを患者さんにフィードバックしています。
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舌の位置が二重アゴに影響、他にも…

舌を持ち上げる筋肉を使ってないと、筋肉が弱って二重アゴに影響があります。これは舌が持ち上げられないことで、エラの下あたりにたるみができるから。

さらに舌の位置が正しくないと歯と歯が当たりやすくなり、噛み癖が出やすくなるため、エラが張ったようになったり、美容面での悩み(ほうれい線など)が増えたり…といったフェイスラインの悩みなどに影響します。

また舌が落ちていると、いびきをかきやすくなるので睡眠の質も低下。他には舌が歯にあたることで、歯並びが悪くなったりもします。

つまり、舌の位置は二重アゴだけでなく、健康面にも様々な影響があるってことです。

参考サイト▶︎https://oyatoko.com/blog01/(外部サイト)

舌に歯の痕がある方は要注意

鏡でご自身の舌を見てください。

舌に歯の痕がある方は、舌が間違った位置にあるかもしれません。東洋医学的には、胖大舌(はんだいぜつ)・歯痕舌(しこんぜつ)という状態で、気虚(エネルギー不足)や陽虚(冷え)の強い方に多い舌です。

また体に湿気が溜まっていると考えるので、むくんでいる人は舌に歯型がついているかもしれません。

いずれにしても、体を正しい位置に保つことが難しくなっている(脾気虚)状態です。

舌を正しい位置に保てず落ちてしまっているので、歯型が付いてしまうのです。ほかにも顔のたるみなども脾気虚が影響しています。ですから、体を含めた美容鍼灸で治療もセットにすることが重要です。

それでは舌の正しい位置ってどこなのでしょうか?

美容に影響も?舌の正しい位置は上アゴ

舌の正しい位置は美容に影響も

上図のように、舌全体が上顎にぴったりとくっついて、できるだけ奥にある状態が正しい位置です。この位置が保たれると、噛み癖や肩こり、睡眠の質が改善。さらには、しっかり唾液が分泌され虫歯、歯周病、口臭が防げます。

普段のケアとして正しい舌の位置を意識してみてくださいね。

ちなみに舌を持ち上げた状態で口を開いた時に、下左図のように裏側が見えるようだと、まだ根本が上がっていません。右のように、しっかり空間ができるようなると良いです。

舌の位置
根本が上がってない舌の位置
舌の正しい位置
舌の根本が上がっている(まだまだだけど)

舌の位置が悪いと肩こりにも

舌の位置が肩こりに

舌が正しい位置にないと、気道が狭くなったり塞がれやすくなります。この状態が続くと息苦しくなるので、人口呼吸の気道確保のように顎が上がります。

すると、ストレートネックや猫背になってしまい肩がこりやすくなります。いくら姿勢を矯正したり、筋肉をほぐしても、舌が正しい位置にないと肩こりは改善されません。

ちなみに舌が落ち込むと睡眠中も気道が塞がれ、睡眠の質の低下はもちろん、イビキの原因になったりもします。

舌の位置を改善する舌トレーニング

舌を上顎につけます。ちょうど口の中で「コッコッ」と音を鳴らす時のような感じですが、音を鳴らさずに直前で止めます。その状態で口をあけて鏡を見てみましょう。

おそらく上の写真の左側のように、舌の裏側がしっかり見えていると思います。そこから根本を喉の奥にべったり付くように持ち上げます。この時、少し笑うように口角を上げるようにすると、舌の下側が広がっていきます。

最初は舌の裏側がしっかり見えるし、根本が持ち上がらず空間が広がらないですが、筋トレですので繰り返しチャレンジしてみてください。一所懸命になりすぎて、息が止まってしまうので、鼻で呼吸するのを忘れないようにしましょう。

できるようになると、舌を正しい位置に保てるようになるので、フェイスラインがスッキリしてきます。

舌を持ち上げ後方に移動させる筋肉は茎突舌筋と口蓋舌筋がメインと考えられます。

なかなか舌の状態が改善しない?

先ほどもお話ししたように、脾気虚という状態が続くと、なかなか正しい位置に定着できません。

あっかんべーをした時に、

  • 舌の幅が広い
  • 舌に歯型がある
  • 舌が白っぽい(こけが多い)

さらに

  • 冷え性
  • たるみ、ほうれい線が気になる
  • 胃腸系が弱い(食べれない・下しやすいなど)
  • 睡眠の質が悪い
  • 肩こり、頭痛がある
  • いびきをかく

など、上記が続くようでしたら、舌のトレーニングに加えて鍼灸治療が必要です。鍼灸院Livingでしたら、美容鍼灸でも体の不調や体質改善も同時に行えますので、まずは気軽にご相談ください。

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