舌が間違った位置にあると
- 歯ぎしりや食いしばり
- 正常な鼻呼吸ができず、いびきをかきやすく
- 肩こりや頭痛
- 顔の歪みや二重あご、ほうれいせん
これらの原因になりかねません。
舌に歯の痕がある方は要注意
鏡でご自身の舌を見てください。
舌に歯の痕ががある方は、舌が間違った位置にあるかもしれません。
東洋医学的には、胖大舌(はんだいぜつ)・歯痕舌(しこんぜつ)という状態で、気虚(エネルギー不足)や陽虚(冷え)の強い方に多い舌です。
また体に湿気が溜まっていると考えるので、むくんでいる人は舌に歯型がついているかもしれません。
いずれにしても、体を正しい位置に保つことが難しくなっている(脾気虚)状態です。
舌を正しい位置に保てず落ちてしまっているので、歯型が付いてしまうのです。
ほかにも顔のたるみなども脾気虚が影響しています。
ですから、体を含めた美容鍼で治療もセットにすることが重要です。
それでは舌の正しい位置ってどこなのでしょうか?
美容に影響も?舌の正しい位置は上アゴ
上図のように、舌全体が上顎にぴったりとくっついて、舌先が前歯にギリギリつかないところが正しい位置です。
この位置が保たれると、噛み癖や肩こり、睡眠の質が改善。
さらには、しっかり唾液が分泌され虫歯、歯周病、口臭が防げます。
意外と舌が落ちていてビックリされる方が多いです。
顔の歪みや二重あご、ほうれいせんの原因に
舌を持ち上げる筋肉を使ってないと、筋肉が弱って美容面での悩み(ほうれい線など)も増えたり、噛み癖(食いしばり)でエラが張ったようになったり、といったフェイスラインなどに影響します。
舌が落ちていると、いびきをかきやすくなるので、睡眠の質も低下します。
他には歯に舌があたることで、歯並びが悪くなったりもします。
参考サイト▶︎https://oyatoko.com/blog01/(外部サイト)
普段のケアとして正しい舌の位置を意識してみてくださいね。
なかなか舌の状態が改善しない?
先ほどもお話ししたように、脾気虚という状態が続くと、なかなか正しい位置に定着できません。
あっかんべーをした時に、
- 舌の幅が広い
- 舌に歯型がある
- 舌が白っぽい(こけが多い)
さらに
- 冷え性
- たるみ、ほうれい線が気になる
- 胃腸系が弱い(食べれない・下しやすいなど)
- 睡眠の質が悪い
- 肩こり、頭痛がある
- いびきをかく
など、上記で続くようでしたら、舌のトレーニングに加えて鍼灸治療が必要です。
鍼灸院Livingでしたら、美容鍼でも体の不調や体質改善も同時に行えますので、まずは気軽にご相談ください。