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耳鳴りの鍼灸治療は湿気の調整 | 気血不足は長期化も

この記事を書いた人

鍼灸師/柔道整復師/加圧トレーナー

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2023年01月19日に更新

東洋医学的な耳鳴りの原因は、湿気がメインですので、お灸を使って湿気を散らす、気を補う・鍼で湿気を取り除く、が鍼灸での治療法になります。

気血の不足タイプで起こる耳鳴りは、時間がかかりやすいので、鍼灸治療とは別に、ご自宅でも施灸(お灸をすること)してみてください。

参考記事▶︎耳鳴りの鍼灸における原因と食養生 | 耳鼻科と併用すると良い

耳鳴りの鍼灸治療でおこなうこと

耳鳴りの鍼灸治療①/体の湿気をコントロール

湿気(水)の影響を受けやすい、またコントロールしているのは、主に脾経です。

いきなり脾経と言われても…だと思いますが、簡単に言えば胃腸系と考えてください。

胃腸系の問題は、東洋医学ではすべての機能が低下しやすいので、ベースの鍼灸治療として、胃腸系(脾経)を整えていきます。

水に関わる他の経絡は、肺経や腎経(のちほど紹介)があります。

この2つは、水とは大いに関わりがありますが、胃腸系の問題と密接に関わるので、湿気による耳鳴りは、脾経とセットでおこなっていきいます。

耳鳴りの鍼灸治療②/肝をコントロールする

耳鳴りに緩急(波)がある方は、肝経をコントロールすることで軽減することが期待できます。

特に情緒面(イライラした時、気分が落ち込んだ時など)で、耳鳴りの具合が変化するようであれば、精神安定や自律神経を調整するような鍼灸治療をおこなっていきます。

肝経は胆経と表裏の関係なのですが、胆経は耳から始まる経絡なので耳鳴りに影響があるんです。

しかも肝胆湿熱という湿気の問題も影響があるので、耳鳴りの鍼灸治療は湿気のコントロールが重要なんです。

イライラと耳鳴りの事例

実は僕は右耳に耳鳴りがあります(今は落ち着いてる)。

ガスコンロの火をつける時の「カチカチカチ」という音や高い音に共鳴して耳鳴りがします。

この耳鳴り、朝ごはんを作る時に一番気になるのですが、家に誰もいない時に、ご飯を作る時は気にならない。

朝は子供たちの準備などでイライラしていることがあったり、気持ちに余裕がない時、子供を叱っている時に耳鳴りがするなと自分を観察していると発見しました。

なので、休みの日は、あまり気にならない。

耳鳴りの種類(音やタイミングなど)に差はあれ、イライラなどの情緒面と耳鳴りは関連があります。

耳鳴りの鍼灸治療③/老化を遅らせる

夜間に耳鳴りを感じて寝不足になる、足腰がだるいなどの症状が伴う耳鳴りであれば、体に湿気がこもりやすいという問題もあります。

鍼灸の学生時代には「耳鳴り=腎経」とセットで覚えますが、これまでのように腎経以外のものが多いです。

反対に腎経の耳鳴りは他の老化現(年齢にしては白髪が多い、骨密度が低いなど)があるかどうかが見極めのポイントです。

少し難しい話になりますが、腎経は脾経に支えられています。

この支えが弱いと腎経由来の症状が出やすくなるので、①湿気のコントロールと脾経の鍼灸治療をベースにおこなうことが重要です。

耳鳴りの鍼灸治療まとめ

耳鳴りのツボ・全体本来は耳周り(局所)のツボをすることが必須ですので、耳鳴りは自宅のケアだけでは正直難しいです。

あと治療開始時期が早ければ早いほど良いので、お困りの場合、早めにご相談ください。

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