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耳鳴りの鍼灸における原因と食養生 | 耳鼻科と併用すると良い

この記事を書いた人

鍼灸師/柔道整復師/加圧トレーナー

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2023年01月25日に更新

耳鳴りに鍼灸は効果ありますか?とか、鍼灸院に通ったけど、あまり効果がなく治らなかったと感じている方もいるかもしれません。

鍼灸治療で耳鳴りが改善しないのは、体質を見極められていない場合や鍼灸治療だけでは難しい耳鳴りがあるから

東洋医学での耳鳴りの原因をまとめているので、まずは確認してみてください。

どれかに当てはまると思いますので、自分の耳鳴りは、、、

  • 鍼灸だけでも良いのか
  • 漢方(医科)も併用するのか
  • 併用するなら、どの漢方(医科)なのか

などまとめましたので、一緒に見ていきましょう。

Livingでの耳鳴り改善例

原因の前に、Livingで鍼灸治療をして、どれくらいで改善していっているか、最初にお話ししておきますね。

個人差があるので、必ずこの通りに改善してくことは保証できませんが、30〜40代の方だと4回目くらいから、耳鳴りの症状に波が出てくるようです。

「症状の波」とは、耳鳴りが気になる日と気にならない日があったり、毎日耳鳴りはあるけど、耳鳴りを感じない時間があったり、と様々です。

耳鳴りに限りませんが、右肩上がりに良くなっていくことはないので、このように波が出る(良い悪いを繰り返す)のは、改善の兆しと考えています。

「ここから全く気にならない」までは、さらに時間がかかりますが、少しでも良い方向に向かっていることがわかると、治療も頑張ろうと思えますよね。

50代以上の方々だと、10回近くは変化を感じない方もいます。

中には30回目でようやく「少し良い気がする」という方も。

それだけ個人差がありますが、やはり耳鳴りを感じてから早くに鍼灸治療を始められた方は、早くに実感されているようです。

耳鳴りの原因

耳鳴りと鍼灸

耳自体に原因がある場合と、耳には異常はないけど、耳鳴りを感じてしまっている場合があります。

鍼灸治療領域における耳鳴りの対象は、耳に異常がないけど耳鳴りを感じてしまっている場合です。

外耳炎や中耳炎、難聴、メニエール病など、耳に原因がある場合はもちろん、高血圧や脳腫瘍、脳梗塞などの病気が原因で耳鳴りが起きている場合、そのほか、ストレスや老化が原因の場合もあります。

引用元:一般社団法人 千葉市医師会

今回は耳に異常がないけど、耳鳴りを感じてしまっている方の原因を解説しています。

 原因不明の耳鳴りは体質が原因かも

鍼灸治療でLivingにお越しになる方の多くは、耳の検査をしたけど、耳に異常がないと言われて困っていらっしゃいます。

原因不明、わからない場合は、ストレスや疲れ、東洋医学的な体質の問題などが考えられます。

体に湿気がたまりやすい体質だと、耳鳴りを感じやすくなります。

肝胆湿熱、小腸湿熱と言ったりますが、耳周りに集まるツボと関係のある経絡(ツボの通り道)に湿気が溜まると起こります。

なので、雨の日や湿度が高くなった時に気になること多くなります。

一度、天気と耳鳴りの関係をチェックしてみてください。

首のこりが耳鳴りの原因に?

耳なりと首肩のこり

原因が不明(耳に異常がない)な場合で、たまにあるのが首の筋肉のこりによって、耳鳴りやめまいが起こることがあります。

特に胸鎖乳突筋という喉の辺りから、耳の後ろに伸びていく筋肉が硬いとなりやすいです。

筋肉の緊張が皮膚や筋膜を伝って、耳にイタズラして耳鳴りやめまいを引き起こすと考えられます。

肩こりがひどい方やデスクワークで姿勢が悪く、猫背気味の方は注意が必要です。

ストレスも耳鳴りの原因

耳鳴りとストレス

ストレスで耳鳴りが起こることがあります。

耳鳴りに限らずですが「ストレスが原因ですね」と言われた場合のほどんどは、原因は分かりませんと同じ意味だと思ってください。

東洋医学的にはストレスでイライラがたまると滞りができ耳鳴りに発展すると考えます。

先ほども少し出ましたが、肝胆湿熱による耳鳴りです。

自律神経の乱れによる耳鳴り

睡眠不足などで自律神経が乱れてくると、耳鳴りがでることもあります。

自律神経が乱れると体がむくみやすくなりますが、このむくみが影響しているかもしれません。

老化や疲れによる耳鳴り

老化は東洋医学では腎虚(じんきょ)と言います。

詳しい説明はここでは割愛しますが、腎の気が減ると耳鳴りだけでなく、諸々の老化現象が起こります。

腎虚タイプの耳鳴りは、改善に時間がかかることも多く、根気が必要です。

1日でも早く鍼灸治療を開始してあげる必要があるので、耳鳴りに加えて、疲れやすい、足腰がダルい、抜け毛が気になる、白髪が増えたなど気になるようでしたら、すぐにご相談ください。

副鼻腔炎から耳鳴りになることも

耳鳴りと副鼻腔炎

副鼻腔炎も耳に関わってきます。

慢性的な副鼻腔炎になると、鼻をすすったり、力強く鼻をかんでしまい、耳に負担がかかってしまうからです。

副鼻腔炎になったら、すぐに耳鼻科に行くなど対処してください。

なお、副鼻腔炎は頭にお灸を直接すると、良いことがあります(体験済み)。

耳鳴りが起こる時期・時間帯など

朝起きた時に耳鳴りがする

実は、僕も耳鳴りが今年に入ってから起こるようになりました。

朝起きて料理をするために、火をつけようとコンロのスイッチを押した時の「カチカチカチ」という音に共鳴するように耳鳴りがします。

昨年より大きくなったので、聴力検査をしにいったら、昨年よりも良くなっていました。

聴力や鼓膜の状態に問題なし。

朝も一人だと気にならないのですが、家族がいると気になります(対人ストレス?笑)。

治療中も隣の部屋で、お灸に火をつけるためにライターをカチカチする音が響くくらいなので、軽度の耳鳴りですが。

寝不足が続いたり、イライラが続くと音が大きくなるので、僕の場合は体質の影響が大きいのかもしれません。

僕の場合は、足三里、三陰交、復溜などのツボで和らいでいます。

梅雨時期に耳鳴りが気になる

梅雨に限らず、雨の日などに気になるなどありませんか?

これは先ほどお話ししたように、湿気がたまりやすい体質の方に起こりやすいです。

湿気が溜まりやすいのは、根本の原因として胃腸(脾経)の問題が関係しています。

脾経は、喜燥悪湿(きそうおしつ)といって、乾燥を好み、湿気を嫌います。

つまり雨の日は湿気が多いので、脾経の働きが鈍るんです。

脾経は湿気を流す役目もあるため、働きが鈍ると余計に体に湿気が滞り、耳鳴りの症状が出ると考えられています。

耳鳴りの症状/ボーボーなど

耳鳴りの症状は、キーンと高音の音だったりボーボーという音だったり、僕のようにある音程に過剰に反応したり、反対にある音程は聞こえづらくなる、閉塞感を感じてボーボーとかジージーなどの音が聴こえるなど様々です。

いずれにしても、少しでも耳の聞こえに違和感があれば一度検査をしておくと良いでしょう。

僕のように、聞こえには全く問題ないことだけでも分かれば結構安心ですよね。

あとは漢方を処方していただいたり、サプリなどと併用しながら鍼灸治療を進めていくと良いです。

めまいを伴う耳鳴りは、突発性難聴やメニエール病、脳の問題などあるので、早期に検査を行ってください。

耳鳴りは、まず耳鼻咽喉科へ

耳鳴りを感じたら、まず病院(耳鼻咽喉科)で、耳(鼓膜など)の状態や聞こえの検査を受けてください。

耳の聞こえ、鼓膜や神経の状態の問題の有無によって、適切な治療(投薬など)を受けてください。

特にめまいを伴う耳鳴りの場合は、できるだけ早期に耳鼻咽喉科受診をおすすめします。

耳に問題がない場合でも、脳に問題があることもあります。

あまりにも長期化しそうであれば、脳神経外科受診も検討しましょう。

その際は、かかりつけ医に相談してみると良いと思います。

耳に問題がないなら鍼灸治療を検討

これまでお話ししてきたように、耳の状態が問題ないのであれば、鍼灸治療がメインの方針になるかと思います。

まずはお近くの耳鼻咽喉科を受診して、耳の検査を受けてみてください。

耳鳴りと耳鼻咽喉科、鍼灸チャート
耳の状態耳の聞こえ悪い耳の聞こえ良い
耳の問題ある投薬などを
耳鼻咽喉科通院メイン
耳鼻咽喉科メインに
通院・鍼灸併用も視野に
耳の問題ない様子を見ましょうと言われたら鍼灸へ
また耳鼻咽喉科通院しても変化が
芳しくないなら鍼灸治療を検討
(かかりつけ医の許可があれば良)
手立てがないなら
鍼灸治療がメイン

耳鳴り改善の食べ物

イライラなら酸っぱい系

東洋医学では、イライラ(肝)は酸と密接な関係があります。

取りすぎは禁物ですが、酢の物やお酒など酸を取ってみてください。

気の流れを整えて、イライラが少し和らぎます。

胃腸系が弱く冷えているなら甘いものも可

甘いものは、胃腸系を温めてくれます。

湿気がたまり冷えている場合は、お米などの甘味のあるものを取りましょう。

決してお菓子(砂糖)ではないので、注意してください。

75%以上の高カカオチョコレートを少量ならおすすめですが、取り過ぎると湿気が溜まってしまいますので、気をつけてください。

効果を保証するものではありません。

耳鳴りの対策とまとめ

耳鳴りの原因の多くは湿気イライラです。

また実年齢よりも老化が進んでしまっていることもあります。

まずは生活習慣を整え、湿気を体に溜め込まない・適度な運動などでストレスコントロールすることです。

その結果、老化を遅らせることもできます。

余裕があれば、自宅でお灸をするのも良い習慣です。

それでも改善に向かわない場合は、鍼灸院での局所治療や耳鼻咽喉科での投薬(漢方)のどちらか一方ではなく併用することがおすすめです。

理想は鍼灸治療+耳鼻咽喉科+運動やお灸などのセルフケアができると素晴らしいですね。

関連記事▶︎耳鳴りの漢方から鍼灸治療で必要な体質を読み解く

関連記事▶︎耳鳴りの鍼灸治療は体質の見極めが重要

小倉北区のLivingで耳鳴り相談してください。

セルフケアや耳鼻咽喉科への通院、他の鍼灸院に通っても、なかなか改善に向かわない場合は、一度ご相談ください。

遠方であれば15分ほどのオンライン相談(有料:1,460円)も可能です。

基本は耳に異常がない耳鳴りが対象ですが、かかりつけ医に相談して許可をいただけたなら、耳に異常がある方も鍼灸治療の対象ですので、まずは気軽にご相談ください。

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