小倉北区の鍼灸サロンが汗をかくと酷くなる【頭痛】を解説
汗をかきすぎて頭痛がする人は、熱中症の可能性があるので、冷たい水を飲んで、涼しい所に移動する、もしくは病院に急いでください。
また、いつもと違う激しい頭痛は、いますぐ救急車を呼んでください。
上記に当てはまらない方だけ、読み進めてくださいね。
目次
- ○ 汗をかくと頭痛がひどくなる人の特徴
- ○ 汗をかくと頭痛がでる人の治し方
- ○ 汗かくと頭痛が悪化するのは気が不足
- ・気が不足する理由
- ○ 頭痛ではなく原因の改善が必要
- ・頭痛でも100人いれば100通りの原因
- ○ 汗をかくと頭痛がひどくなる人まとめ
- ○ 鍼灸では気を補います
- ・鍼灸だけでは無理なことも!食生活の見直しも重要
汗をかくと頭痛がひどくなる人の特徴
・日頃、食欲がない
・食べてもすぐにお腹いっぱいになる
・運動をしていないのに、また暑くもないのに汗をかく
・疲れやすい
・めまいがする
・下痢気味
・呼吸が浅い
・話をするのが面倒だ
・風邪をひきやすい
・寝つきが悪い
・手足が冷えやすい
こういった特徴があります。
あなたがこの特徴に当てはまったら、あなたは「汗をかくと頭痛が悪化するタイプ」です。
汗をかくと頭痛がでる人の治し方
原因はあとから学んでいただくとして、汗をかくと頭痛がひどくなる人は、栄養補給をしっかりと行いましょう。
同時に消化器系のケアが必要です。
よく噛んで食べるだとか、バランスよく食べるだとか、お腹が空いてからたべるだとか、消化器系をいたわってあげてください。
便通が悪い(特に下痢気味)なら、腸内環境を整える必要もあります。
汗かくと頭痛が悪化するのは気が不足
東洋医学(鍼灸)では「気」というのをとても大事にしています。
主な作用は、、、
1.物を推し進める作用(推動作用)
2.臓器などを正しい場所に止めておく・栄養が漏れないように留める作用(固摂[こせつ]作用)
3.温める作用(温煦[おんく]作用)
4.形を変化させる作用(気化作用)
5.皮膚のバリア作用(防御作用)
この5つがあります。
「汗をかくと頭痛がひどくなる」話と関わりがあるのは、
・物を推し進める作用(推動作用)
・臓器などを正しい場所に止めておく(固摂作用)
・栄養が漏れないように留める作用(固摂作用)
気が不足してくると、正しい場所に臓器や栄養(血液や水分など)を留めることができなくなります(固摂作用の失調といいます)。
そうすると、暑くもないのに自然と汗をかいてしまうのです。
気が不足する理由
水分を汗として、体の外に出す時に、気の推し進める作用(推動作用)が働きます。
汗をかくということは、気も一緒に体の外に出しているのです。
気が不足すると物を推し進められなります(推動作用の失調)。
気が不足すると、水分の流れが悪くなり、滞りができてしまいます。
体の中に水たまりができ、頭痛を引き起こす原因となるのです。
気の不足が原因で、水分を推し進めなくなって、滞りができて起こるのです。
だからこそ、、、
頭痛ではなく原因の改善が必要
このように東洋医学(鍼灸)では、結果(症状や悩み)の原因は「人(体質)」にあると考えます。
だから「あなたの症状や悩み(結果)」だけでツボを決めたりはしません。
この体質(原因)だから、このツボを使う、という方法で治療を進めていく必要があり、それこそが東洋医学(鍼灸)の「病いではなく、人を診る医学」という方針で治療をしています。
頭痛でも100人いれば100通りの原因
原因が正しく解消されない限り、症状に変化はでません。
あっても一時的なものです。
一見、頭痛という誰にでも起こりそうな症状でも、原因は100人いれば100通りで、ひとまとめにはできません。
水分が過剰で頭痛が悪化する人がいれば、気の不足で悪化する人もいるのです。
それぞれ別の原因なので、当然ですが、治し方も別です。
もし、これまで頭痛の治療をしてけど、なかなか改善しなかった方は、一度、北九州の小倉北区鍼灸サロンLivingに相談にお越しください。
ちょっと脱線してしまいましたが、、、
汗をかくと頭痛がひどくなる人まとめ
・気が不足している
・汗と一緒に気が出てしまっている
・気の不足タイプは汗をかくと頭痛ひどくなる
・気を補う=栄養補給しっかり
・鍼灸治療で気を補う
頭痛の原因は様々ですから、いつもより頭痛がひどい時は、すぐに医療機関を受診してください
鍼灸では気を補います
どうやって気を補うのか、を説明します。
これまで説明してきた「気の不足」を東洋医学では「気虚(ききょ)」と言います。
この気虚は、気をつくる働きのある脾の失調で起こることが多いです。
つまり、脾の働きが悪くなって、気をつくれなくなっているので、脾の働きを正常にしていくのです。
あとは、、、
鍼灸だけでは無理なことも!食生活の見直しも重要
どうしても遅い時間にしか食べられないとか、自分でつくる時間がないとか、あるでしょう。
体質によっては、それを食べるから頭痛がでやすいなどもあります。
しっかりとお話を伺い、生活改善にむけた「誰でも踏み出せる一歩」をお伝えします。
東洋医学では五行学説という思想があり、その中には季節によって食べると良い食材があります。
その知識がちょっとあるだけでも、体は変わってきます。
汗をかくと頭痛がひどくなるのが慢性化している方は、ぜひ一度ご相談ください。